扁平苔癬様角化症

扁平苔癬様角化症(Lichen planus-like keratosis)

本症は、加齢に伴って生じる脂漏性角化症や老人性色素斑が先行し、次第にその病変内に扁平苔癬様の炎症反応が引き起こされて生じる良性病変と考えられています。 顔面や四肢に単発性に生じることが多く、正常皮膚よりやや隆起して、炎症反応による淡紅色~淡褐色調の外観を呈し、辺縁の境界はやや不明瞭で、軽度の落屑や掻痒を伴うこともあります。中高年層の女性に出現することが多いです。 病因は不明ですが、慢性の日光暴露が重要な因子と考えられています。

鑑別診断

脂漏性角化症や日光角化症などとの鑑別が困難なことがあるため、皮膚生検が必要になることもあります。

治療

外科的切除あるいは液体窒素による凍結療法を行います。

執筆:2017.6

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